令和8年度予算の編成に向け、本市の財政運営について以下の会派(社民・立憲民主)代表質問を行いました。 現在の財政指標は、類似団体と比較しても極めて厳しい水準にあります。将来都市像の実現と持続可能な財政をいかに両立させるべきか、市の明確な姿勢を問います。
令和8年度予算について(会派代表質問) 令和8年 第1回3月定例会
本市の財政状況は、想定を上回る厳しい局面に直面していると認識しております。
先ず、借入金返済の負担状況を示す実質公債費比率は、令和元年度の9.6%から年々上昇し、令和6年度には11.9%に達しています。これは類似団体36市の中で最も高い水準であり、憂慮すべき状況です。さらに、市債残高や将来負担の大きさを示す将来負担比率についても、同様に類似団体中で最も高い水準となっています。
これまで実施されてきた美乃浜学園建設事業、土地区画整理事業、佐和駅周辺整備事業、東中根高場線4車線化整備事業、雨水幹線整備事業、河川改修事業などの大型事業が、これらの財政指標に大きな影響を及ぼしているものと考えますが、市は現状をどのように分析し、どのような危機認識を持っておられるのか、お伺いいたします。
加えて、公債費の増加等を背景に、令和6年度の経常収支比率は98.7%に達し、財政の硬直化は一層進行しています。自由に使える財源が極めて限定される中、突発的な災害対応や社会保障費の増加、金利上昇などへの備えは十分であるのか、今後の財政運営にどのようなリスクがあると認識しているのか、具体的な見通しをお示しください。
さらに、このような状況下にあっても、雨水幹線整備や河川改修、冠水対策、土地区画整理事業などは継続します。加えて新中央図書館建設事業、湊線延伸事業、新市庁舎建設事業といった大型事業が予定されています。さらなる財政悪化を招く懸念は否定できません。事業内容の抜本的見直し、規模の精査、実施時期の平準化など、聖域なき再検討を行うべきではないでしょうか。
令和8年度予算は、第4次総合計画で掲げた将来都市像の実現に向け、中長期的な視点で着実に施策を進めるための予算と位置付けられています。そうであれば、持続可能な財政運営を予算でどのように確保していくのか、将来世代に過度な負担を先送りしないための具体的な方針について、市の明確な答弁を求めます。
市からの答弁や今後の議論の進捗については、引き続き本サイトにてご報告してまいります。

